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【ステータス】 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 【クラス別スキル】 気配遮断 【一覧】 スキュラ セミラミス オデュッセウス アスタロト 張三豊 シモ・ヘイヘ 自来也 ジェヴォーダンの獣 メリー ラシード・ウッディーン・スィナーン 聖ニコラウス 宮本武蔵 冬将軍 聶隠娘 テセウス クッレルヴォ ハーゲン ラウリン ディエゴ・ベガ 源頼光 沖田総司 ナラシンハ ギュゲース 風魔小太郎 クレオパトラ七世 源義経 ロボ ブラックライダー アルセーヌ・ルパン ガイ・フォークス ケン・アンロク グレンデル ラッキー・ルチアーノ ドッペルゲンガー 【ネタ鯖】 ■■■■(黒い悪魔につき、閲覧注意!) フグ
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喝采と共に幕が下り、公演が終わる。 しかし、主演を務めた彼女の心は別のところにあった。 ◆◆◆ 『聖杯』―――万物の願いを叶える願望器。 雑誌やネットで見たならば、一笑に付してしまうような馬鹿げた話。 しかし湖月レオナの脳内には、どこで見たわけでもないのに、聖杯についての正しい知識が備わっていたし、それが紛うことなき事実であると認識できていた。 そしてそれこそが、聖杯を巡る戦いの参加権を得た証左であると理解した時、レオナの中で何かがひっくり返った。 全ての願いが叶うならば、愛する人と―――霧生鋭治と過ごした、あの暖かくて幸福な日々を取り戻せる。 それを思えば、彼の命を奪ったあの三人への復讐すら些末事と化した。 「クリスティーヌ」 サーヴァントがレオナを呼ぶ。 引き当てたのはアサシン―――ファントム・オブ・ジ・オペラ。 考え得る限り最もレオナに縁深く、そして最も相性が悪い英霊。 聖杯にかける願いを知られれば、この関係はたちまちのうちに瓦解してしまう。 「我が歌姫よ。 共に歩もう。 共に歌おう。 私達の幸福のために」 傍らに立ち、手を差し出してくるアサシン。 手袋に包まれたその手を取って応える。 「ええ、エリック」 そして微笑む。 今日が人生で一番幸せな花嫁のように。 貴方は私の『ファントム』ではないけれど。 聖杯で願いを叶えるまでは――― 「―――私はあなたの『クリスティーヌ』になりましょう」 【クラス】アサシン 【真名】ファントム・オブ・ジ・オペラ 【出典】Fate/Grand Order 【性別】男 【属性】混沌・悪 【パラメーター】 筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 ガルニエの呼び声:B+ 「魅惑の美声」が発展したスキル。人を惹き付ける天性の美声。 異性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。 「ガルニエ」とはオペラ座の別名であり、このスキルはその地下から語り掛ける彼の呼び声を指す。 無辜の怪物:D 生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。 誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。 小説『オペラ座の怪人』のモデルである彼は作品の影響を受けて素顔と両腕が異形と化している。 精神汚染:A 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 【宝具】 『地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:200人 かつての犠牲者たちの死骸を組み合わせて作成された、パイプオルガンの如き形状の巨大演奏装置。 異形の発声器官をもつ自身の歌声と併せて奏でることで不可視の魔力放射攻撃を行う。 【weapon】 かぎ爪と化した両腕 美しい歌声 【人物背景】 ファントム・オブ・ジ・オペラ。十九世紀を舞台とした小説『オペラ座の怪人』に登場した怪人の、恐らくはそのモデルとなった人物。 とあるオペラ座地下の広大な地下迷宮に棲まい、オペラ座の寄宿生でコーラス・ガールを務めていたクリスティーヌという女性に恋をしたことから、彼女を姿を隠して指導。同時にオペラ座関係者への脅迫や実力行使により彼女を歌姫へと導くも、恋敵の出現や自身への信頼を揺らがせ始めたクリスティーヌの様子から暴走し始め、遂には殺人にまで手を染めた。 本名はエリック。 【サーヴァントとしての願い】 クリスティーヌの幸福 【マスター】 湖月レオナ@金田一少年の事件簿 【マスターとしての願い】 霧生鋭治を蘇生させ永遠に幸せに暮らす 【能力・技能】 卓越した演技力 連続殺人のトリックを思いつく計画力 連続殺人実行中に発生した数々のアクシデントを乗り越える機転。 【人物背景】 劇団「遊民蜂起」の団員にして舞台女優。20歳。 優れた容姿と高い演技力を兼ね備え、劇団内外にファンが多い。 合宿所の火事に巻き込まれた事から火がトラウマになっている。 この火事で顔にやけどを負いながら自分を救助してくれた霧生鋭治と恋仲となり駆け落ちするも、ある日霧生は行方をくらまし、自身は同じ劇団の三人の役者によって連れ戻されてしまう。 後にレオナは火事の原因がこの三人の役者であること、彼らに自首するよう説得していた霧生が彼らによって殺害されたことを知った。 そして火事を起こした罪を霧生に被せて、ヘラヘラと笑う三人の姿を見たレオナは『ファントムの花嫁』として復讐を決意した。 【方針】 聖杯を獲得する。
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《民俗学》空目恭一・アサシン◆ACfa2i33Dc 昔**の国(後の**県)の村に住む若者が、山菜を採る為に山へと入った時にこんな事があった。 若者が山を分け入る内に、見た事もない豪華な屋敷に行き遭った。 この山の事は隅々まで知っている筈の若者が知らない屋敷に、いぶかしみながら周囲を探ってみたが、人の気配がまるでない。 中を覗いてみたところ、居間の囲炉裏は赤々と炭火が起こっていた。 ますます怪しんで中へと入り、屋敷の中を見て回ったが、人の姿はどこにもない。 だと言うのに、屋敷の中はまるで直前まで人が住んでいたかのようで、座敷には食事の準備まで整えられていた。 まるで神隠しのようだと思った若者は恐ろしくなり、一目散に屋敷から逃げ出し、どこをどう走ったかもわからないまま、ようやく見知った道へと着く事ができた。 村へと帰った若者は村人に山奥の屋敷について聞いて回ったが、誰も知っている者はいなかった。 若者はそれからも何度も山奥へと入ったが、あの屋敷も神隠しにあったかのように、ついに見つける事はできなかったということだ。 ――**県の民話 妖怪らしい妖怪と言えば、まず八雲紫の名前が挙げられるだろう。 この妖怪は、根源に関わる能力の危険さもさる事ながら、神出鬼没で性格も人情に欠け、行動原理が人間とまるで異なっている事等、まず相手にしたくない妖怪である。 姿は特に人間と変わりはない。派手な服装を好み、大きな日傘を使う。 主な活動時間は夜で、昼間は寝ている。典型的な妖怪である。 また、冬は冬眠していると言われるが、本人の談だけで実際は何処に棲んでいるのか確認取れていないので、真偽の程は定かではない。 古くは、幻想郷縁起阿一著の妖怪録にも、それらしい妖怪が登場している。その時代にあった姿で現れるという。 ――稗田阿求『幻想郷縁起』より抜粋 * ……アーカム市の南部に建つ、アメリカでも名門に分類されるその学び舎の名を知らぬ者は、アーカムの市街には殆どいないと言っていいだろう。 ミスカトニック大学……。 40万冊以上の蔵書や地元紙のファイルを誇る大学付属図書館で知られるこの大学の、広いグラウンドの隅には、この異国の地には珍しい事に、桜が植えられていた。 そして、その桜が、散っていた。 校舎の合間を縫って吹いた風に乗って、花弁が散り、宙を舞う。 ざわ、 と桜の香を乗せた風が、ミスカトニックのキャンパスを吹き渡っていく。 グラウンドでのスポーツに精を出すジョック達には省みられぬ、キャンパスの片隅の幻想的な光景。 その桜の樹の根元に、黒い男が凭れ掛かっていた。 髪は黒。そして、着ている衣服も、喪服のように真っ黒だった。 校庭を渡り、キャンパスを移動する学生達に、その姿に振り向く者や声をかける者はない。それは、異様な装いをした異国人に対する差別や偏見を理由とするものではなく……、 あえて言うならば、『拒絶』し、異常を自らの日常から『隔絶』しようとする、一種の、人間が持つ無意識の防衛機構によるものだった。 男の体から香る、『異界』の空気が、常人を遠ざけていた。 「想定外だ。そもそも、想定も何もあった展開ではないが」 「ご不満かしら?」 「当然だ」 男の周囲に、人の姿はない。 ……だというのに、男が呟くように発した言葉。それに答える声があった。 声はおそらくは成人した女性のもので、その女性の持つであろう蠱惑的な雰囲気を声だけでも感じ取る事ができる。 しかしそれと同時に、その声だけで『まともな存在ではない』と理解できてしまうのだった。 「聖杯戦争。魅力的な話だとは思えなくて、魔王陛下?」 「思わん。一言で言えば胡散臭い。存在そのものが疑わしい」 くすくすと笑う女性の声の聴こえる方へと顔を向けて、男は鬱陶しげに言葉を放つ。 「“聖杯”。聖書における“主の血を受けた器”の事だ。 “聖杯伝説”は中世西ヨーロッパを中心に、世界中に存在する。騎士物語においては定番のモチーフだ。 だが、“聖杯戦争”……あるいは、それに類似した物語は、俺も聞いた事がない」 「ですから信憑性がない……と、そういうわけかしら?」 「無論、俺がこうしてここにいる以上、何らかの超常的な現象が起きているのには否定の余地がないだろう。ただし、それが文字通りの“聖杯”であるかは疑問符が付く。 聖杯戦争そのものは“聖杯を手に入れる為の苦難”をモチーフにしているのかもしれないが、しかしそれが目的ならば競争であれど殺し合いである必要性はない。 “閉鎖的な空間における殺し合い”である事に意味があるとするならば。その最も安直なモチーフは、“蟲毒”だ」 「私達は、壷に放り込まれた蟲であると?」 「その可能性はあるという事だ。どのみち、聖杯が本物であるとして今ではもう興味もないがな」 「あら、淡白。クールに見えて、こんなところに連れて来られて怒り心頭なのかしら?」 「勘違いをするな。不満を持ってはいるが、怒ってはいない。 更に言えば、俺が不満なのはこのような場所に連れて来られた事ではない。俺といる“神隠し”が、お前である事だ」 男がそう言った時、気配が くすり、 と笑った。……そして次の瞬間、目の前の空間が『割れた』。 まるで、空間の『隙間』を開いて世界の裏側を開いてしまったかのように。 そして、その『隙間』の向こうには、一人の女性の姿が見えていた。派手な衣装に、大きな日傘。ある種の人間離れした、金髪の美貌。年頃は少女にも、あるいは老婆にも見える。 「あら、フラれてしまいましたわ」 その女性は先程までの声と同じように、くすくすと笑いながらそう言った。 妖艶な笑みだった。それがこの世のものではないと知りながら、それでも惹かれてしまう者がいるような、そんな笑みだった。 「当然の話だ。あれは俺の所有物だ、勝手に持っていかれる謂れはない。そもそも、お前に俺の道案内はできないだろう」 「くふ、それは道理ですわね」 そんな笑みを浮かべる女性に、男はにべもなく拒絶に近い言葉を言い放つ。女性はしかし、拒絶を受けても残念そうな素振りはしなかった。 「幻想郷は全てを受け入れる。それはそれは残酷な話ですわ」 「“神隠し”に誘われ、“隠れ里”に辿り着く、か。あまりにもそのままだな」 「あなたは道案内がいるから不要かしら?」 「何にしろ、その道案内を探さなければならん」 そう言うと、男はむくりと起き上がる。痩身に纏った黒いコートが、風に靡く。 「こうなった以上、お前にも手伝ってもらう。いいな? アサシン」 「仰せのままに、魔王陛下」 ……男の名は、空目恭一。『神隠しの被害者』。 女の名は、サーヴァント・アサシン……その真名は、八雲紫。『神隠しの主犯』。 彼らが探すのも、やはり『神隠し』だった。 ……枯草に鉄錆の混じった匂いが鼻に届いた気がして、空目は鼻をすん、と動かした。 【クラス】アサシン 【真名】八雲紫@東方Project 【パラメーター】 筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具? 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:A++ 『神隠し』。 自身の気配を消す。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 ただしスキル『神隠しの主犯』との組み合わせで、特定の行動に限り気配遮断のランクを保ったまま行動できる。 【保有スキル】 神隠しの主犯:A++ 幻想郷で神隠しと呼ばれる現象を境界を操作して起こす犯人。 神ではなく、妖怪少女の仕業。 宝具である『境界を操る程度の能力』を使用する時に限って、気配遮断の効果を持続させたまま行動する事ができる。 妖怪:A 人間に畏れられ、人間に退治される存在。 与えられる物理ダメージを低減し、その代わり精神干渉を受けた場合ダメージ化する。 また、ある種の信仰を集める存在である事から、Eランク相当の『神性』スキルの効果を内包する。 更に『畏れられる』存在である事から、敵マスターが正気度喪失の判定を行う際の達成値にマイナス補正をかける。 飛行:C 空を飛ぶ能力。 ふわふわと浮遊するように飛翔する。 【宝具】 『境界を操る程度の能力』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:?人 八雲紫の持つ、『「境界」と名の付くものならほぼ何でも支配下に置く事が出来る』程度の能力。 本来は『全ての事象を根底から覆す能力』、『論理的創造と破壊の能力』であるらしいが、アサシンはマスターにより『神隠し』の面を強く現界させられているため、『空間の境界を操ってスキマを作る』という用途にしか使用できない。 このスキマの中は一種の亜空間のようになっており、多数の目が見える。これは外の世界の「欲望が渦巻いている様子」と言うイメージの表れ。また道路標識などの漂流物が漂っている事もあるが、これも「外の世界の役に立たない物」としてのイメージから来るもの。 これにより離れた空間を繋げる事が可能。 また、何故かこの聖杯戦争においては『90度以下の鋭角』がないと、空間を繋げる事ができない。 ――隙間によって繋がれた『異常な角度を持つ空間』を目撃した者は、その精神にダメージを受ける。 『神隠奇譚(ネクロ・ファンタジア)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:? 最大補足:?人 アサシンの持つ『神隠し』という特性が、マスターである『神隠しの被害者』空目恭一により偏向され、希釈され、そして尖鋭化した事により発生した宝具。 特定の条件を満たした犠牲者を、『異界』へと連れ去る。 条件は三つ。 アサシンに対する正気度喪失の判定に一度でも失敗している 宝具発動時の幸運での判定に失敗する アサシンの真名を知っている マスターが異界送りにされた場合、そのサーヴァントも同時に異界へと送られる。 『真名を知っている者に害を与える』という、聖杯戦争の常識の逆を行く宝具。 『異界』はアサシンによって作成される限定的な陣地であり、『赤い空』をした現世と同じ場所に同じ状態で重なり合って存在している。 脱出はアサシンと同じように空間を操る術を持っている者か、あるいは結界破りの術を持った者でもない限り不可能。(あくまでもアサシンの作った陣地のため、アサシンが消滅する事でも解除はされる) 『異界』の内部そのものには(おそらく陣地効果によって強化されたアサシンが冒涜的な角度から襲いかかってくるだろう事を除いて)危険はないが―― 常人が現世から遠く離れた異界に長く留まる事は、当然ながらその正気を大きく損なう結果となるだろう。 【weapon】 『なし』 ただし、前述したスキマの中に漂う物体を武器として扱う事ができる。 【人物背景】 神隠しの主犯。スキマ妖怪。 本来のクラスはキャスター。このため式神や自在に扱える結界のスキルを失っている。 【サーヴァントとしての願い】 女性には秘密があるものですわ。 【マスター】空目恭一@Missing 【マスターとしての願い】 ない。 【weapon】 ない。 強いて言うならば豊富な知識。 【能力・技能】 “異界”の匂いを覚えている嗅覚。 異形: 空目恭一は、最後は詠子が呼び起こした“山ノ神”を異界へ返すため、“神隠し”のあやめと共に自ら生贄となり、『“本物”の怪談スポットに入る者に忠告する男女』という物語と化した。 その為、既に人ではない彼はSANチェックに対して非常に有利な補正を得る。あるいは、微細な異常ならばSANチェックを無視できる。(ただし、全てのSANチェックを無視する事はできない) ――ただし、『異界』の住人となった空目恭一は、常人にとっては忌避される対象となる。 云わば、既に“精神汚染”相当の障害を得ている状態に等しい。 【人物背景】 神隠しの被害者。 【方針】 あやめを探す。 BACK NEXT Caster04 《隠れる》白レン&キャスター 投下順 Assassin02 《怒り》マスク&アサシン Caster04 《隠れる》白レン&キャスター 時系列順 Assassin02 《怒り》マスク&アサシン BACK 登場キャラ NEXT 空目恭一&アサシン(八雲紫) OP 運命の呼び声~Call of Fate~
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折木奉太郎&アサシン ◆Gnjocyz9X2 多くの学生が夢見るのは薔薇色の青春だ。 部活動。友情。恋愛。 それらに彩られた華やかな高校生活を望むだろう。 尤も、俺は――――折木奉太郎は、そんなことに興味は無かったのだが。 やらなくていいことは、やらない。 やるべきことは手短に。 それこそが自分のモットー、省エネ主義というものだ。 毎日を平穏に過ごせるのなら、灰色の高校生活でも良い。 無味無色の静かな青春でも構わない。 そう思っていた。 ――――折木さん! 姉の命令で古典部に入部するまでは。 部活で出会ったのは、町の名家のご令嬢。 名前は千反田える。 思えば、氷菓の秘密を解き明かしたことが始まりだったか。 古典部の文集である氷菓、それに記された千反田の叔父の真相を解き明かして以来。 千反田は俺を「探偵役」として頼る様になった。 天真爛漫、そして好奇心旺盛。 そんなあいつの「気になること」に毎度付き合わされ、その謎を解き続けてきた。 最初は面倒だと思ってたし、のらりくらりと避けようとさえ思っていた。 しかし、そんな現状に居心地の良さを感じつつある自分がいた。 自分を特別扱いしてくれるあいつを意識しつつある自分がいた。 いつしか彼女の存在が自分の中で大きくなりつつあることに気付き始めていた。 自覚しつつある想いが、自らの主義に反することも理解していた。 これがジレンマという奴だろうか。 伊原のアプローチを躱し続けてきた里志も、こんな思いを感じていたのだろうか。 ――――ねえホータロー、『願いを叶える紅い満月』の話って知ってるかい? そして、唐突な始まりはそんな噂話から。 友人の福部里志から聞かされた、些細で胡散臭いオカルト話である。 ◇◇◇◇ 「はぁっ――――はぁっ――――」 真夜中の路地裏を、ふらふらと小走りで進む自分がいる。 何故俺はこんな所にいるのだろう。 記憶はぼんやりと覚えている。 自宅の窓から『紅い満月』を偶然目撃して――――― そこから意識が途絶えている。 気がつけば、見慣れぬ都市で自分は彷徨っていた。 此処はどこなのだろうか。 ただ漠然と解るのは、此処が自分の知る町ではないということ。 足下に転がるゴミを意に介さず、小汚い路地裏を進んでいく。 理屈ではなく、推理でもなく。 ただ『行かなければならない』という感情に動かされて。 この先に何かがあるということを、頭ではなく心で理解していた。 何があるのか。 解らない。 だが、何かがある。 そんな曖昧な直感を頼りに、歩を進めていた矢先。 ―――――ベチャリ。 靴の裏が認識したのは異物の感触。 咄嗟に足を止めてしまう自分。 恐る恐る足下を見下ろし、月明かりに照らされる『それ』を目に焼き付ける。 紅。 紅。 紅。 紅。 あの時の満月のような紅。 ペンキを一面に打ち撒けたかのような紅。 よく出来た塗料だ。 余りにも精巧で、まるで本物そっくりだ。 自身の頭が現実を認識することを拒む。 小刻みに震えだす自分がいる。 ただただ、目の前の事象を理解したくない。 そう思っていたのに、俺の視線は路地の先へと。 そして、『真上』へと向けられる。 ―――巨大な、蜘蛛の巣だ。 路地を挟むビルの間に、有り得ないサイズの蜘蛛の巣が張り巡らされている。 蜘蛛が捕らえるのは蝶などの昆虫。 だが、あの蜘蛛の巣に捕らえられているのは。 月の光に照らされ、俺はそれを認識してしまった。 身体中を糸で雁字搦めにされた女性。 全身を裂かれ、血をポタポタと垂らし続ける女性。 手足を切り落とされ、達磨同然となっている女性。 「っ、おげえ゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛――――!」 ついに耐え切れず、俺は胃の中のものを吐瀉物として地面に吐き出してしまった。 有り得ない。有り得ない、有り得ない。 こんなの夢に決まっている。 どうせたちの悪い夢だろう。余りにも非現実的だ。 「ひひひへはははは、あははははハハハ、ハハハハハハハハハハハハ―――――――!!!!!!」 そんな俺の現実逃避を踏み躙る様に、狂った哄笑が響き渡る。 声の主は―――――『蜘蛛の巣を張り巡らす怪物』。 あの女性達を蜘蛛の巣に嵌めて惨殺したであろう張本人 文字通り蜘蛛の如く巣にしがみついていた軍服姿の男は、颯爽と地面へと降り立つ。 「御機嫌よう我が主よ、お目にかかれて光栄の至り」 軍服姿の男は慇懃無礼な笑みを浮かべながら、こちらへ会釈をしてくる。 ――――我が主? こいつは何を言っている。 俺が、この男の主? 言っている意味が、分からない。 兎に角理解が及ばない。現状を上手く認知出来ない。 脳内の警鐘がけたたましく鳴り響いている。 だが、そんな中で自分の頭は現状をどこか客観的に理解していた。 否、この『東京』に導かれた時点で。 何もかも解っていたのかもしれない。 そう、これは殺し合いだ。 願いを叶える為の――――――――― 「私はアサシンのサーヴァント、真名は『紅蜘蛛“ロート・シュピーネ”』。 以後お見知りおきを」 今の俺は、全てを理解していた。 紅い月に導かれた者達による『聖杯戦争』。 マスターとなった者はサーヴァントと呼ばれる従者を率い、殺し合う。 俺がこの路地裏を進んだのは、サーヴァントの存在を無意識に感じ取っていたから。 そして。 俺を選んだのは、醜悪な化物だった。 人の命を踏み躙ることに何の呵責も覚えない――――最低の狂人。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 『――――××時になりました、ニュースの時間です』 『先日、相次いで発生した女性の行方不明事件――――』 あの出来事から幾日経っただろうか。 マンションの自宅、仄暗い食卓にてズルズルとカップ麺を啜りつつテレビへと目を向ける。 ニュース番組で報道されているのは女性の行方不明事件、殺人事件など。 いずれも物騒な出来事ばかりだ。その上近場でも何件か事件が発生しているらしい。 夜中に出歩く女性は毎日注意を払っているのだろうか。 実際に遭遇した際には、どうするのか。 他人事の様に考えながら、麺を箸で口に運ぶ。 (…あいつの仕業なんだろうな) しかし、今の自分に取っては他人事などではなかった。 あの日見た凄惨な殺人現場。 月夜に浮かぶ蜘蛛の巣。 そして、人知を超越した怪人。 ほんの少し前までは未知の世界だった出来事が、今では間近に感じられてしまう。 ――――紅い満月? ――――そんなオカルトじみた話、ある訳ないだろ。 そう思っていたのも、何日前のことだったか。 今となっては、認めたくないとさえ感じている。 あの悪夢を目の当たりにして以来――――― 「自らは自宅に引き蘢り、身の安全を確保ですか。 随分と気楽なものだ。いや、寧ろそれも戦略の一つと言うべきですかねぇ」 唐突に背後から声が響く。 びくりと一瞬背筋が震えるも、すぐに俺は振り返る。 「ア、アサシン…」 「いえいえ、ご冗談ですよ。寧ろ私としてはその方が好都合。 貴方はマスターとしては弱小だ。ですので、下手に出歩くよりは得策でしょう」 いつの間にか俺の背後に立っていたのは軍服姿の醜悪な男。 自分に与えられた唯一の従者、アサシンことロート・シュピーネ。 シュピーネは不敵な笑みを浮かべ、こちらに会釈をしてくる。 ――――こいつは、いつもこんな調子だ。 物腰こそ礼儀正しいが、その実こちらを見下している。 無力な俺を嘲笑うように気味の悪い笑みを浮かべている。 この幾日でこいつの性格は大まかに把握出来ている。 そして、俺の知らぬ間に何をしているのかも――――何となく。 「…また、誰かを殺しに行ってたのか」 「さぁ。どうでしょうねぇ?少なくとも私は情報収集の為に外へ赴いていたのですけどね」 ニヤニヤと笑みを浮かべながらシュピーネは答える。 声色、表情から見て取れる。 諜報活動を行っていたことは事実だろう。 現にこいつは勝つ為にここに来ている――――聖杯に望む願いがあるのだから。 その為に行動を起こすことは至極真っ当だ。 だが、ただの情報収集だけで終わらせる程真っ当な人間でないことも理解している。 魔力収集の為に、快楽の為に。 この男は何人も殺し、何人も犯しているのだから。 「なあアサシン、もういい加減―――――――」 「あぁマスター、先んじて言っておきますが。 もし貴方が令呪を用い、この私を縛り付ける命を発しようとした場合」 シュピーネの表情から一瞬だけ笑みが消える。 まるでこちらを脅しに掛かる様に、冷徹な声色へと変わる。 俺はただ、びくりと恐怖を覚えることしか出来なかった。 「――――聡明な貴方ならご理解頂けますよねぇ? お願い致しますよ、貴方に手を上げるのは私とて心が痛むものですから」 再び、シュピーネが慇懃無礼に笑う。 「…解ってるよ」 適当な空返事をしながら、俺は心底思う。 ああ、やっぱり―――――こいつを信用なんてしたくはない。 こんな恐ろしい男を、信じたくはない。 『サーヴァントは主にマスターとの相性で選ばれる』とはこいつの談だったか。 何故こんな怪物が俺を選んだのか、理解出来ない。 ―――――ハナから俺のような、体よく使える『弱者』を好んで選んでいたのではないか。 「ならば安心しました。貴方とは良き信頼関係を結びたいですからね。 しかしマスター、一応言っておきますが…身の安全を優先することはまぁいいでしょう。 だが、貴方はマスターとしての自覚も足りないようだ。もう少し気を引き締めた方が宜しいかと」 そしてシュピーネは再び一礼をし、こちらに助言のような一言を投げかける。 俺は何も答えない。投げかけてくる言葉を無視する様に。 「聖杯に託す願いがあるのならば、ね」 ククッと不気味な笑みを浮かべながら、シュピーネは姿を消した。 再び何処かへと出かけてしまったらしい。 (俺の、願いか) シュピーネが姿を消し、俺は食べ終えたカップ麺をテーブルに置く。 『聖杯に託す願い』。 あいつが言い残した言葉を脳内で思い浮かべ、ぼんやりと右手の甲の令呪を眺める。 思えば、あの紅い満月は『願いを叶えてくれるもの』らしい。 ならば俺にも何かしらの願いがあったのだろうか。 省エネ主義の俺が何かを望むことなんてあったのだろうか。 ―――――折木さんは、特別な人ですよ! (…まさか) 正直に白状すると、自らの願いは薄々理解している。 自らの主義と反する、たった一つの願いを。 だが、己の理性がそれを拒んでいた。 あいつとの薔薇色の青春が、殺人の免罪符? 切り捨てられないプライドと淡い想いの為に、殺し合いをする? 余りにも巫山戯ている。 そんなちっぽけでつまらない願いが、戦争に参戦する権利足り得るのか。 そんな理由で、殺人が出来るものか。 しかし、願いの心当たり等それしか存在しないのも事実。 やらなくてもいいことは、やらない。 やるべきことは、手短に。 では、やるべきことが解らない時は? (どうしろって言うんだよ…) ――――折木奉太郎。 ――――ちっぽけな願いを抱いた『探偵役』は、まだ動けない。 【クラス】 アサシン 【真名】 ロート・シュピーネ@Dies irae 【ステータス】 筋力E+ 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラス別スキル】 気配遮断:B+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は非常に難しい。 ただし自らが攻撃体勢に入ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 精神汚染:C- 殺戮と略奪を謳歌する狂人。 同ランク以下の精神干渉系魔術の効果を軽減する。 ただしシュピーネの行動原理は我欲と恐怖であり、自身を上回る力や器に対し強い恐れを抱く。 そのため「威圧」等の対象を畏怖させる精神干渉系魔術はランクを問わず効果が倍増する。 慧眼:C- 騎士団首領代行より見込まれた先見の明。 敵の策略・戦術の察知に長け、また目的の本質を見抜くことが出来る。 ただし生前の逸話に基づき、敵の力量を侮り油断した際には効果が半減する。 諜報:A 偵察や情報収集の際に有利な判定・補正が与えられる。 生前のシュピーネは軍の諜報機関に所属していた時期があり、騎士団でも諜報活動を任されることがあった。 【宝具】 「辺獄舎の絞殺縄(ワルシャワ・ゲットー)」 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50 かつてワルシャワ収容所において幾多の捕虜を絞殺した縄を素体とする聖遺物。 シュピーネの身体から自在に伸びる無数のワイヤーとして形成される。 主に拘束や切断、絞殺に使う他、ワイヤーを蜘蛛の巣のように張り巡らすことも出来る。 単純な強度や切れ味は非常に高いが、神秘を持つ攻撃であればワイヤーを断ち切ることが可能。 尚、シュピーネは聖遺物と霊的な繋がりを持つ為、聖遺物の損傷はアサシンへのダメージフィードバックとなる。 神秘の無い攻撃に対しては頑健である為、サーヴァント戦よりもマスター暗殺で真価を発揮する宝具。 【Weapon】 宝具『辺獄舎の絞殺縄』 【人物背景】 ナチスの裏の裏で結成された魔人の集団「聖槍十三騎士団」の一員。 本人曰く本名は「昔に捨てた」らしく、魔名である「紅蜘蛛(ロート・シュピーネ)」を名前として名乗っている。 殺戮や簒奪を好む残虐な狂人。物腰こそ丁寧だが慇懃無礼であり、本質は俗物的な小物。 元はナチスの研究施設・諜報機関に所属するマッドサイエンティストだったが、 首領代行であるヴァレリア・トリファにスカウトされ騎士団へと入団する。 騎士団の首領、副首領を強く恐れており、二人の復活を避けるべく計画の鍵である藤井蓮に協力を持ち掛ける。 しかし蓮の幼馴染みを人質に取ったことで交渉は決裂、そのまま交戦に縺れ込む。 まだ未熟な蓮を聖遺物の能力で追い詰めるも、最終的に土壇場で成長した蓮に敗北。 命辛々で生き延びるも、ヴァレリアに用済みと判断され処刑された。 他の団員同様に超人的な戦闘能力を持つものの、実力自体は騎士団の中で最も低い。 藤井蓮との対決もヴァレリアによる「蓮を成長させる為の策」に過ぎず、当て馬として利用されていた。 彼の本職は諜報や斥候であり、元々戦闘者ではなかった模様。 【サーヴァントとしての願い】 永劫の自由を獲得し、殺し犯し奪うことを謳歌し続ける。 【方針】 基本は諜報や偵察メイン。 情報を掻き集め、敵マスターの暗殺を狙う。 サーヴァントとの直接戦闘は極力回避。真っ向からの力比べでは分が悪い。 必要があれば奉太郎に協力を仰ぐが、主従の主導権は自分が握る。 【マスター】 折木奉太郎@氷菓(アニメ版) 【マスターとしての願い】 今はまだ上手く纏まらない。 【weapon】 なし 【能力・技能】 非凡な洞察力と推理力を持つ。 鎌掛けで相手の出方を伺うなど機転も利く。 とはいえ基本的には無気力省エネ主義。やる必要がない時には頭を使わない。 【人物背景】 神山高校に通う男子生徒。 座右の銘は「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」。 普段は無気力で怠惰、本人も省エネ主義を自称する程にマイペースな性格。 学校での成績は平々凡々であり、教養にやや乏しい面がある。 しかし洞察力や推理力は並外れており、根は非常に理知的。 訳あって廃部寸前であった古典部に入部し、そこで出会った千反田えるに見込まれ「探偵役」を担う羽目に。 当初はえるを邪見に扱っている節もあったが、次第に彼女への好意を自覚し始める。 因みに同じく古典部の福部里志、伊原摩耶花とは中学時代からの付き合い。 【方針】 やるべきことが何なのか、まだ解らない。 シュピーネの凶行を止めたいが、何も出来ない。
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剣と魔法のログレスいにしえの女神 ワールド8 アサシンギルドホームページ お知らせ ※付は重要なお知らせです。 更新日付 お知らせ内容 2015-05-06 教えて!ギンタ先生ー!第六話を公開しました! 2015-05-06 アフロシスターズZページを公開しました! 2015-05-05 教えて!ギンタ先生ー!第五話を公開しました! 2015-05-05 質問掲示板を設置しました。ギンタ先生への質問コーナーとなります。 2015-05-05 イベント情報を更新しました 2015-05-05 武器ページを一新しました!コメントご活用下さい 2015-01-02 教えて!ギンタ先生ー!第四話を公開しました!今年もよろしくね! 2015-01-02 アサシンギルド総選挙の中間結果を掲載しました。 2014-12-30 教えて!ギンタ先生ー!第三話を公開しました!来年もよろしくね! 2014-12-30 教えて!ギンタ先生ー!第二話を公開しました! 2014-12-29 教えて!ギンタ先生ー!を開設しました!Q Aに近い形となります! 2014-12-29 雑談掲示板を開設しました。 2014-12-28 13 00 アサシンギルド総選挙の投票受付を開始致します。ふるってご参加ください。 2014-12-24 03 27 ※※※お待たせいたしました。メンバー一覧の緊急メンテナンス完了となります。※※※ 2014-12-24 01 10 ※※※ただいまよりメンバー一覧の緊急メンテナンスを開始致します。編集は少々お待ちください※※※ サイトについて アサシンギルド内の情報共有を目的としたサイトです。 せっかくなので色んな情報入れてます。お使いいただければ幸いです。 注意: 悪戯行為は絶対にしないでください。
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【オウガ】『告知スレ472の為のスタンドコンテスト』【スタコン】 * 『本体を狙い撃つ』能力。 数百メートル内に発現するスナイパーライフルのヴィジョン。高さ調節のための台付き。 本体を狙い打てる場所では無い場所には発現すら出来ないが 場所があるならば、最大『6体』まで発現可能。 ただし一体につき弾は一発で一回撃ったらリロードか解除、再出現が必要。 また、本体の右目に同時に発現する片眼鏡のような『スコープ』によって 『アイ・アム・アン・アサシン』発現のための地形などを把握する周辺データを見ることが出来る。 『アイ・アム・アン・アサシン』 破壊力:B スピード:B 射程距離:A 持続力:A 精密動作性:A 成長性:B 発射は本体の任意であり、タイミングは完璧に把握しているが、あまり距離が近かったりすると避けられない。 また、本体の体の何処を撃つかも指定可能でその狙いは正確無比。 『義手』なども本体の一部とみなされる。 DFは一体6分の1。『スコープ』は目にフィードバック。 * 63 :『××』:2008/05/23(金) 22 57 31 44 使い方としては射線上に敵を置く闘い方になるのかな? 遠距離からの攻撃なのに撃ってきた方向へ移動しても敵の姿はない…という演出はなかなか恐ろしい。 はまれば強いタイプの能力にはロマンを感じる…使いにくいけどね! 『アイ・アム・アン・アサシン』 センス:9 バランス:8 オリジナリティ:6 使いやすさ:3 イメージ:10 総合評価:7 * 82 :472:2008/05/23(金) 23 30 01 44(『アイ・アム・アン・アサシン』) 『本体を狙い撃つ』。 いいアイデアですが多板に全く同じコンセプトのがあるんですよね。 しかも向こうのが小技が効いてて面白い。 だがしかし被りは考慮しませんので安心を。 むしろこのシンプルさはNPC的には扱いやすく好印象。 『義手』というのも良いアクセント(少しずるいですがね!) 能力看破の要素も十分。 さらに『本体探し』というレアシチュエーションも展開できます。 ここは重要! 名前は……あまり好きではないタイプですね。 しかし全体的にはかなり好み! 『アイ・アム・アン・アサシン』 センス:8 バランス:8 オリジナリティ:7 使いやすさ:9 イメージ:8 総合評価:8 * 117 :[精神科医]:2008/05/24(土) 22 05 15 44 ミッションとして非常に面白い能力だと思う。 本体を狙う能力ではあるが、それを利用して参加者を攻撃できる。 義手を本体とした点や、調整のための台、スコープのヴィジョンなども よく練られている。特に魅力を感じたスタンドの一つ。 本体発見の条件もあるため、プレーヤーの能力がネックになるリスクも少ない。 文体から出現する6体も射程内にランダムに出現するのだと思うが、 ミッション終盤の戦闘を考えると、直接配置するより面白いかもしれない。 1人参加でも3名ほどの参加でも物語として盛り上げられる。 低難易度に対し暗殺は危険見えるが・・・・・それもGMが調整できる。 (『記憶の場所』など、死なない設定のミッションも可能のはず) 『アイ・アム・アン・アサシン』 対応力:8 バランス:8 オリジナリティ:7 使いやすさ:8 イメージ:10 総合評価:9
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命中・素早さ・攻撃が高い。 技としては、バックアタック(普通に60超え)、手刀(低行動力なのに強い)などがおすすめ!
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アサシン 信教の殺し屋 CR8 Sacred Killer XP 4,800 ハーフオーク、1レベル・クレリック ローグ 6 アサシン 2レベル 中立にして悪/中型サイズの人型生物(オーク、人間) イニシアチブ +5;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+13 防御 AC 20、接触16、立ちすくみ14(+1回避、+5【敏】、+4鎧) HP 68 (1d8+6d8+2d8+24) 頑健 +7、反応 +11、意志 +6;毒に対して+1 防御能力 オークの凶暴性、直感回避強化、身かわし、罠感知+2 攻撃 移動速度 30フィート 近接 +1ショート・ソード=+12(1d6+1/19~20、加えて“毒”) 遠隔 高品質のダガー=+11(1d4/19~20加えて“毒”) 特殊攻撃 急所攻撃+4d6、致死攻撃(DC14)、負のエネルギー放出2回/日(DC9、1d6) 領域の擬似呪文能力 (術者レベル1;精神集中+2) 4回/日―写し身、出血の手 準備済みのクレリック呪文 (術者レベル1;精神集中+2) 1レベル―ディヴァイン・フェイヴァー、ディスガイズ・セルフ(領)、ブレス 0レベル(回数無制限)―ガイダンス、ディテクト・ポイズン、ブリード(DC11) (領) 領域呪文;領域 欺き、死 戦術 戦闘前 このアサシンは、自分のスクロール・オヴ・インヴィジビリティの発動を試み、自分のショート・ソードにグリーンブラッド・オイルを塗布する。 戦闘中 このアサシンは、致死攻撃のために彼の敵を研究するところから戦闘を始める。この攻撃をするとき、彼は可能な限り多くのダメージを与えるために《エネルギー放出の一撃》と《渾身の一打》を使用する。 一般データ 【筋】10、【敏】20、【耐】14、【知】14、【判】12、【魅】8 基本攻撃 +5;CMB +5;CMD 21 特技 《エネルギー放出の一撃》、《回避》、《渾身の一打》、《追尾》、《武器熟練:ショート・ソード》、《武器の妙技》 技能 〈威圧〉+9、〈隠密〉+17、〈呪文学〉+10、〈真意看破〉+13、〈知覚〉+13、〈知識:地域、貴族、宗教〉+10、〈手先の早業〉+13、〈登攀〉+8、〈はったり〉+11、〈変装〉+7 言語 オーク語、共通語、ドワーフ語 その他の特殊能力 オークの血、オーラ、毒の使用、武器精通、ローグの技(出血攻撃+4、ローグの妙技、不意討ち攻撃)、罠探し+3 戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、スクロール・オヴ・インヴィジビリティ、ブラック・アダーの毒(2)、ジャイアント・ワスプポイズン(2)、グリーンブラッド・オイル(2);その他の装備 +1スタデッド・レザー、+1ショート・ソード、高品質のダガー、ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、303GP 彼らの捻くれた意志を実行するか、腹立たしい敵を排除するために、多くの悪の寺院とカルトは神聖な殺人者を利用する。 ダルグ・ゴールデンアイズ Dulg Goldeneyes 幼い孤児としてストリートに住んでいたとき、ダルグは殺人の神のカルトによって誘拐され、その人たちは当初彼らが作っていた新しい毒のテストとして彼を利用するつもりだった。しかしこの若いハーフオークの精神、回復力、そして知性に興味をそそられたカルトは彼との親交を深めることに決めた。彼らは彼を不浄な暗殺者に仕立て、このハーフオークはそれ以来カルトを疑わない殺人者となっている。本当に自分の殺人という職業を楽しんでいるダルグは殺しの度に名刺を残す。一たび犠牲者が死ぬと、ダルグは目を抉り出し、2枚の磨かれた金貨を窪みに残す。 戦闘遭遇:ダルグが訪問してくるならば、彼の標的は彼のカルトに逆らっていることを一般に意味するがこれは必ずしも本当ではない。時折彼は技術を磨き名声を上げるために人殺しをする。 ロールプレイの指針:しばしば静かで不機嫌であるダルグは人々を彼の汚れた芸術の潜在的目標であるだけとみなす傾向がある。彼はほぼフリーランスの任務を引き受けず、彼が素晴らしい評判をより得ることができると思うときだけ引き受ける。 死滅の門徒 CR12 Death Initiate XP 19,200 人間、9レベル・モンク アサシン 4レベル 秩序にして悪/中型サイズの人型生物(人間) イニシアチブ +5;感覚 〈知覚〉+18 防御 AC 25、接触21、立ちすくみ19(+1回避、+2外皮、+1反発、+2【判】、+5【敏】、+2モンク、+2鎧) HP 88 (9d8+4d8+22) 頑健 +9、反応 +14、意志 +10;心術または毒に対して+2 防御能力 直感回避、身かわし強化;完全耐性 病気 攻撃 移動速度 60フィート 近接 素手攻撃=+15/+10(1d10+1、加えて1d6[雷撃])または高品質のクオータースタッフ=+11/+6(1d6+1)または連打(素手攻撃)=+16/+16/+11/+11/+6(1d10+1、加えて1d6[雷撃]) 遠隔 +1シュリケン=+16/+11(1d2+2)または連打(+1シュリケン)=+17/+17/+12/+12/+7(1d2+1) 特殊攻撃 急所攻撃+2d6、真の死(DC19)、致死攻撃(DC16)、朦朧化打撃(10回/日、DC18)、連打 戦術 戦闘前 このアサシンは、自分のポーション・オヴ・バークスキンを飲み、犠牲者を3ラウンド間観察することを試み、さらに自分のポーション・オヴ・ヘイストを飲む。 戦闘中 謙虚な巡礼者に偽装し、アサシンは彼女のマークににじり寄って、朦朧化打撃の攻撃で彼女の致死攻撃を行う。その後彼女はシュリケンの一陣を投げるために退く。 基本データ バークスキンを除いた、このアサシンのデータは AC 23、接触21、立ちすくみ17。 一般データ 【筋】12、【敏】21、【耐】12、【知】14、【判】14、【魅】8 基本攻撃 +9;CMB +13;CMD 31 特技 《回避》、《気の力追加》、《近距離射撃》、《素手打撃強化》、《素早い移動》、《致命的な狙い》、《追尾》、《武器熟練:シュリケン、素手攻撃》、《武器の妙技》、《朦朧化打撃》、《矢止め》 技能 〈威圧〉+7、〈隠密〉+21、〈軽業〉+21(跳躍時+42)、〈交渉〉+2、〈真意看破〉+12、〈水泳〉+7、〈知覚〉+18、〈知識:宗教〉+6、〈知識:地理、地域、自然〉+5、〈知識:歴史〉+8、〈登攀〉+11、〈はったり〉+6、〈変装〉+6 言語 共通語、地獄語、風界語 その他の特殊能力 暗器、浮身40フィート、気蓄積(8ポイント、魔法)、高速移動、戦技訓練、大跳躍、毒の使用、肉体の完成 戦闘用装備 ポーション・オヴ・バークスキン、ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、ポーション・オヴ・ヘイスト;その他の装備 +1ヒューマン・ベイン・シュリケン(5)、+1シュリケン(20)、アダマンティン製シュリケン(10)、冷たい鉄製シュリケン(10)、高品質のクオータースタッフ、ベルト・オヴ・フィジカル・マイト+2(【筋】、【敏】)、ブレイサーズ・オヴ・アーマー+2、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、ショック・アミュレット・オヴ・マイティ・フィスツ、235GP これらのモンクは修道院を脅かすか逆らう人に手早く冷静な死を与える。 ケル・サル・コス Kel Sal Koth ケル・サル・コスの背景や起源についてはほとんど知られていない、彼女自身にさえも。彼女の最初の記憶には、彼女が従うべきだと選ばれた致命的な規律に関する修道院での幼少期からの指導が含まれている。ケルの哲学は単純であるが彼女はそれに深く傾倒している。感情の抑制の中でのみ宇宙との本当の調和を見つけられる――そしてそのような抑制の本当の試験は他の知的なクリーチャーの生命を冷静に奪うことである――と彼女は信じている。 戦闘遭遇:ケルは単独で働くのを好むが、目標があまりに強いと彼女は修道院の他のメンバーを見繕って陽動をさせるか露払い役をさせる。 ロールプレイの指針:ケルを冷酷であるということは控えめな表現である。彼女は標的に近づく策略として感情を真似るだけである。 流血の大鎌 CR16 Murderous Scythe XP 76,800 ハーフエルフ、4レベル・ドルイド ファイター 6 アサシン 7レベル 中立にして悪/中型サイズの人型生物(エルフ、人間) イニシアチブ +4;感覚 夜目;〈知覚〉+24 防御 AC 26、接触12、立ちすくみ26(+2外皮、+2反発、+12鎧) HP 144 (4d8+6d10+7d8+57) 頑健 +15、反応 +8、意志 +11;心術に対して+2、恐怖に対して+2、毒に対して+3、フェイおよび植物を目標とした効果に対して+4 防御能力 武勇+2、直感回避強化 攻撃 移動速度 30フィート 近接 +2サイズ=+25/+20/+15(2d4+15/19~20/×4、加えて“毒”) 特殊攻撃 急所攻撃+4d6、静かなる死、自然の化身1回/日、真の死(DC22)、致死攻撃(DC19)、武器修練(大剣+1) 領域の擬似呪文能力 (術者レベル4;精神集中+6) 5回/日―樹木の拳 準備済みのドルイド呪文 (術者レベル4;精神集中+6) 2レベル―スパイダー・クライム、ツリー・シェイプ、バークスキン(領)、レジスト・エナジー(DC14) 1レベル―エンタングル(領)(DC13)、オブスキュアリング・ミスト、フェアリー・ファイアー(2)、ロングストライダー 0レベル(回数無制限)―ガイダンス、ディテクト・マジック、ノウ・ディレクション、ライト 領域 植物 戦術 戦闘前 このアサシンは、バークスキンおよびロングストライダーを発動する。自分のサイズに毒を塗り、自然の化身を用いてイーグルまたはダイア・ラットに変身する。 戦闘中 動物の形態では、このアサシンは敵の間に混沌を植え付けるためにオブスキュアリング・ミストを発動する前に3ラウンド敵の術者を研究する。それから彼は目標へ致死攻撃をするために本当の形態をとる。近接戦において彼は敵を足払いする。 基本データ バークスキンおよびロングストライダーを除いた、このアサシンのデータは AC 24、接触12、立ちすくみ24;移動速度 20フィート。 一般データ 【筋】24、【敏】10、【耐】16、【知】14、【判】14、【魅】8 基本攻撃 +14;CMB +21(足払い+25);CMD 33(足払いに対して35) 特技 《足払い強化》、《イニシアチブ強化》、《技能熟練:隠密》、《強打》、《クリティカル強化:サイズ》、《クリティカル熟練》、《化身時発動》、《攻防一体》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《上級足払い》、《発動妨害》、《武器開眼:サイズ》、《武器熟練:サイズ》 技能 〈隠密〉+21、〈真意看破〉+19、〈水泳〉+13、〈生存〉+12、〈知覚〉+24、〈知識:自然〉+12、〈知識:地域、宗教〉+7、〈知識:地理〉+10、〈登攀〉+13、〈飛行〉+3、〈変装〉+1 言語 エルフ語、共通語、ゴブリン語、森語 その他の特殊能力 跡無き足取り、暗器、エルフの血、自然感覚、自然との絆(植物の領域)、毒の使用、森渡り、野生動物との共感+3、鎧修練1 戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、デスブレードポイズン、パープル・ワームの毒(3);その他の装備 +3グラマード・ダークウッド製フル・プレート、+2サイズ、ベルト・オヴ・フィジカル・マイト+4(【筋】、【耐】)、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+2、402GP これら多くの殺人者は暗いドルイドのサークルのために暗殺者となるか、野蛮な人型生物の部族を支配する。 ゼラス・ザ・リーパー Zelath the Reaper 死が単なる生命の循環の一部であることを知っているゼラスは彼の殺人の手法が自然の意志を実施していると本当に信じている。危険な庭師のように、敢えて死の定めを妨害するか自然を搾取する者を切り捨てる。 戦闘遭遇:ゼラスは自分たちの故郷の保護において他のドルイドを助け、相互の防御と戦略的な攻勢の為に自らの邪道な才能を伸ばす。 ロールプレイの指針:ゼラスは自然の秩序の友人に、毒についての彼の専門知識をしばしば提供する。 絶命の戦斧 CR19 Fatal Axe XP 204,800 ドワーフ、10レベル・ローグ アサシン 10レベル 中立にして悪/中型サイズの人型生物(ドワーフ) イニシアチブ +0;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+25 防御 AC 24、接触13、立ちすくみ24(+2外皮、+1洞察、+2反発、+9鎧) HP 183 (10d8+10d8+90) 頑健 +12、反応 +14、意志 +12;呪文および擬似呪文能力に対して+2;毒に対して+7 防御能力 +5対[毒]、直感回避強化、防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)、身かわし、罠感知+3 攻撃 移動速度 25フィート 近接 +1フレイミング・フロスト・ショック・ハンドアックス=+20/+15/+10(1d6+5/19~20/×3、加えて1d6[氷雪]および1d6[雷撃]および1d6[火炎]) 遠隔 +1リターニング・ショック・スローイング・アックス=+15(1d6+5/×3加えて1d6[雷撃]) 特殊攻撃 オークおよびゴブリン類の人型生物に対する攻撃ロールに+1、急所攻撃+10d6、静かなる死、死の天使1回/日、迅速なる死1回/日、真の死(DC25)、致死攻撃(DC26) 戦術 戦闘前 このアサシンは、観察を行い致死攻撃で仕留めることが可能な距離まで〈隠密〉または〈変装〉を使用して獲物に近づく。 戦闘中 争いの場に走るために、彼女の素早い隠密とブーツ・オヴ・スピードを使うこのアサシンは、出血攻撃を用いて最も脅威である目標を攻撃する。次に、彼女はスローイング・アックス攻撃で敵をぐらつかせるために近接戦から離れてから近接戦に再び入る。 一般データ 【筋】18、【敏】10、【耐】19、【知】22、【判】14、【魅】6 基本攻撃 +14;CMB +18;CMD 31(足払い、突き飛ばしに対して35) 特技 《快速》、《強打》、《近距離射撃》、《クリティカル強化:ハンドアックス》、《攻防一体》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《フェイント強化》、《武器熟練:ハンドアックス》 技能 〈隠密〉+22、〈軽業〉+12、〈言語学〉+14、〈交渉〉+6、〈真意看破〉+25、〈水泳〉+16、〈生存〉+12、〈装置無力化〉+12、〈知覚〉+25(通常のものでない石製の仕掛けに気づく+27)、〈知識:工学、地理、歴史、自然、貴族、宗教〉+11、〈知識:ダンジョン探検〉+14、〈知識:地域〉+19、〈治療〉+7、〈手先の早業〉+22、〈登攀〉+16、〈はったり〉+21、〈変装〉+11、〈魔法装置使用〉+21 言語 アクロ語、エルフ語、オーク語、火界語、共通語、ゴブリン語、地獄語、地界語、天上語、ドワーフ語、奈落語、ノーム語、竜語 その他の特殊能力 暗器、影隠れ、毒の使用、ローグの技(出血攻撃+10、戦闘技術、弱体化打撃、高速隠密、武器訓練)、罠探し+5 装備 +5チェイン・シャツ、+1フレイミング・フロスト・ショック・ハンドアックス、+1リターニング・ショック・ハンドアックス、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+2、ベルト・オヴ・フィジカル・マイト+4(【筋】、【耐】)、ブーツ・オヴ・スピード、クローク・オヴ・レジスタンス+2、くすんだ薔薇色の三角柱のアイウーン・ストーン、ヘッドバンド・オヴ・ヴァスト・インテリジェンス+2、リング・オヴ・プロテクション+2 ドワーフにしては驚くほど素早く手早い絶命の戦斧は、彼らの敵を倒すために、近接戦の才能と破壊的な斧を投擲する攻撃を組み合わせる。 セラン・ストーンバイター Thelan Stonebiter セランの心において、彼女が果たす仕事は徹底的に彼女の一族と彼女の要塞の大きな利益となる。野蛮な巨人から社会病質のゴブリンや気まぐれであてにならないエルフまで、ドワーフの人々には多くの敵がいる。彼女の仕事は、型にはまらず、詐術を用い、大部分のドワーフの正々堂々の名誉の精神とは反対であるが、公平性という本質を備えている。全く名誉心を持ち合わせていないというわけではない彼女は、仲間のドワーフに対して殺人的芸術を使うことを拒否する。 戦闘遭遇:セランはドワーフでない目標に対してフリーの任務を時々引き受けるが、彼女の真の情熱は彼女の身内を保護することである。 ロールプレイの指針:任務実行中以外は、セランは普通のドワーフのふりをする。彼女は友人に、彼女の一族に、そして要塞の豪族に忠実である。彼女を知る少数のものしか彼女の暗い行為を疑わない。
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レイ・ザ・バレル&アサシン ◆T9Gw6qZZpg 人が課せられた運命のみに従い生きる、そんな世界であるべきだ。それがレイ・ザ・バレルを支え続けてきた思想であった。 創れるから創ってみたい、などという冒涜的な欲望を切欠として産み落とされた欠陥品の生命を嘆き、ゆえにその生命の全てを不必要な欲望に溢れた世界の変革に使おうという決意。 ある意味において、レイの在り方は世界の破滅のためだけに自らの生命を費やした『同胞』と表裏一体だったのだろう。 人が、人としての感性に従おうとするのが誤りだ。人は、世界を構成する部品であるべきなのだと、頑なに信じようとしていた。 結論から言えば、その悲願は叶わなかった。 共に闘った『同志』達は敗れ、指針を示してくれた『父』は倒れ、レイの『夢』は終わりを告げる。 こうして一つの運命が定められた時、レイが取った行動は追想。 人々に幸福を齎すに違いない世界。その中で実際に生きたとも言えるだろう人々を、改めて見つめ直すことだった。 ラウ・ル・クルーゼはどうだったか。 閉ざされた未来ごと世界を道連れに破滅する道を選んだ彼の憎悪を、レイは愚かと断じない程度には共感していた。 ステラ・ルーシェはどうだったか。 衰弱していく実験動物としてのみ扱われた彼女の儚さを、レイは少しでも変えられないかと思ってしまった。 ミーア・キャンベルはどうだったか。 自分の存在意義に等しい仮面を剥ぎ取られた彼女の怯えを、レイは知っていて視線を逸らした。 シン・アスカはどうだったか。 世界平和のためと言ってその実誰よりも心を摩り減らしていた彼の苦しみを、レイは癒そうとせずただ背中だけを押した。 ギルバート・デュランダルはどうだったか。 理想を通り越して最早に妄執に変わったそれに囚われたままの彼の姿を、レイは哀れと感じずにいられなかった。 レイは、運命を絶対と掲げる世界を誰よりも焦がれたレイ・ザ・バレルはどうだったか。 ……語るまでもない。『父』に、『夢』に終止符を打った一発の銃弾。これが答えだ。 僕達は知っている。分かっていけることも、変わっていけることも。だから明日が欲しいんだ。どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ。 そう語る宿敵の言葉こそが、レイの本当の望みだったのだ。 自分は、人は変われないのだと断定し、自らを改める機会を悉く棒に振り続けた果てに、自らの望みを勘違いしていたのだと気付いてしまった。 光を当てられるのがあまりにも遅すぎた、それが真実。 粉塵に、瓦礫に、炎に、『母』の温もりに包まれながら閉ざされようとする未来の中、レイの胸中に一つの願いが生じていた。 世界がどうあるべきかなどと考えるのは、もう疲れた。 許されるならば、舞台装置を維持する部品に等しい生き方を今度は拒もう。 やり直そう。もっと単純な本能に従い、自分の正直な感情を第一とする生き方をしよう。 この願いに今度こそ確信を抱き、しかし頭では無理な話だと冷静に受け止めていた。 全ての分岐点を通り過ぎてしまって時点で、この身体には最早未来など無いのだ。 ならば、寂しく終わろうとする目の前の生命にこのまま寄り添う方が幾分かマシだった。 不必要と言って他者を切り捨て、必要と言って苦悩を押し付け、大地と宇宙に亡骸の山を築き上げた。その果ての終局を受け入れようと、半ば義務的に思った。 こうして、レイ・ザ・バレルは最期の瞬間まで運命に従った。 運命に抗うための最後の力すら、既に残されていなかった。 ◆ 「マスターの殺害を済ませてきた。あのセイバーが消え去るのも時間の問題だ」 熱の一切籠もらない声色でレイに語りかけるのは、十二、三歳程度だろうとの印象を与える少女だった。 若さ溢れる年代の子供なのだから、もっと快活な口調で喋るのが自然と誰もが思うだろう。ましてや、人の死を平気で語るなど物騒が過ぎる。 しかし、レイはその普遍的な発想の方こそが間違いだと知っている。 サーヴァント。怪物。紛い物。いかなる表現で少女の本性を指しても、それは先程の言葉に伴う冷徹さに相応しいものだ。 「そうか」 「万が一にも奴に特定されると面倒だ。姿を変えても良いな」 そう言うと同時、少女の身体の輪郭がぐにゃと歪む。 華奢な容姿がみるみると崩れ、また別の形を作り上げていく。 そうして一秒と少しの時間を経て、少女だった存在は妙齢の女性へと変わり果てた。 今の彼女の姿ならば、その口から酷な言葉が吐き出されてもさほど不自然ではあるまい。 レイの下に現れた従者たるサーヴァントは、アサシン。彼女――と性別を限定する表現は実の所不適切だが――は、「他人に成り代わる」ことを特技としていた。 人間の姿はおろか記憶すら引き継ぎ、人知れず社会を侵食する生命体、ワーム。 自らの能力を使い、アサシンは敵対者であるマスターの一人に接近を試みた。 ある一人の商人、その顧客として重宝された主婦、その実子として寵愛を受けた少年、その恋人として幼い絆を育んだ少女。全て始末し、その姿を奪い取った。 そして世界樹の上の大地における唯一の家族として少女を守りたいと願ったマスターの青年は、先程他でもない少女の手で息の根を止められた。 今頃、セイバーは血眼になり、憤怒に身を滾らせながらアサシンを探して駆けずり回ることに残された時間を費やしているのだろう。 無意味だ。奴が追い求めるマスターの妹など、もう何処にも存在しない。本物の妹は亡き者となり、その姿を真似たアサシンは既に『間宮麗奈』へと変わってしまっている。 きっと、命を落としたマスターはさぞ無念だったろう。彼にも守りたい日常があったのだ。それをレイはアサシンと共に踏み躙った。日常の一端である肉親の外見を利用する形で、だ。 レイは一度だけ、騎士の誇りに掛けて正々堂々との信条を掲げるセイバーの姿を見かけた。知りながら、レイはアサシンに不意打ちでの勝利を命じ、セイバーとは直接戦おうともしなかった。誇りを汚されたセイバーもまた、哀れだ。 「これがワームのやり方だ。お前達人間の世界に巣食うためのな。改めて聞く。今更、反吐が出るなどと言わないな?」 「舐めるな。正義漢など気取る気は無い」 聖杯に用意された舞台の上で、全ての戦いを終えて死を迎えるはずだったレイは一先ずの延命を許されている。 この仮初の生命を確実なものとするため、あの時諦めてしまったモノを掴むためには、やはり聖杯を獲得するのが最適の手段だろう。 レイが聖杯を欲する理由など、これで十分だった。 果たすためなら、気取って手段を選り好む気など無い。何処かの世界で人類を脅かしたという怪物の力も、武器として活用するのみ。 ヒトデナシと糾弾されるに値する手口であっても、レイはかつてと同じく妥当だからと選択する。 ただし今度は、最終目的がかつてと全く異なる。 そしてそれは奇しくも、アサシンの考えと似通っていたのだ。 種としての繁栄、生態ピラミッドの征服、そんなものには既に関心が無い。あの日、事も無げに放たれたアサシンの言葉は、生殖活動を第一とする蟲にあるまじきものだ。 しかし、レイにとっては信頼の切欠とするに十分なものでもあった。 「俺は、俺のために生きる。そのためなら、今更何を悩んだりもしない」 「……は。いかにも人間らしい」 レイの願望。アサシンの欲望。 その先に鎮座する聖杯は救世も革新も可能とする逸品であり、しかし二人はその神秘性に到底釣り合わない、大した内容でもない願いを注ぐことを目的としていた。 今度こそ、ヒトらしく/ヒトとして、生きてみたい。 感情のままに二人が望むのは、たったそれだけのこと。 【クラス】 アサシン 【真名】 間宮麗奈@仮面ライダーカブト ※あくまで便宜上の表記に過ぎない 【パラメーター】 筋力B 耐久A 敏捷D 魔力E 幸運C 宝具E(宝具解放時) 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 自らが攻撃体勢に入ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 擬態:A 自らの姿を対象とした人間と同一に変化させる能力。肉体や着衣だけでなく、記憶までも引き継ぐことが出来る。 ただし以下の制限が掛けられている。 ①あくまで「人間としての姿形を複写する」だけの能力であり、常人を超越する部分(魔術回路や超能力等)は引き継げない。 ②肉体構造が人間を逸脱している相手に対しては擬態が発動しない。 ③初めて擬態の対象とする相手の場合、ある程度の距離まで接近し、その姿を視認している状態でないと擬態は発動しない。 なお、他者への擬態中はアサシンの真名の表記も擬態対象の名前に変化する。そもそも『間宮麗奈』の名前自体がこのスキルによって一時的に得ている物に過ぎない。 このスキルは後述する宝具と一体化しており、新たにスキルを発動する際(姿を変化させる瞬間)には一瞬だが宝具解放状態となる。 クロックアップ:C 異なる時間流への介入による、事実上の超高速移動を可能とする能力。 発動中には魔力消費量の急激な増加が伴うため、長時間・連続での使用は推奨されない。 このスキルは後述する宝具と一体化しており、宝具解放状態でなければ使用出来ない。 精神汚染:E 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。Eランクでは最低限の効果のみ得られる。 あたかも人間であるかのように感情を有した時点で、ワームという群体の中ではただの異物である。 【宝具】 『葬歌は蟲の声(ウカワーム)』 ランク:E 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:- 自らの肉体を地球外生命体ワームの一個体としての姿に変化させる宝具。 実際には別の姿への変身というより、本来の姿への回帰と表現する方が適切だろう。 この宝具の解放中に限りパラメータが変化し、擬態とクロックアップが使用可能となる。 なお、ワームとしての姿がアサシン本来の姿であると説明したが、その時の名前は『間宮麗奈』ではなく、また他の何者でもない。 人間の自己同一性の略奪によって生存することを本分とする生命体ワームにとって、個体としての名称などほぼ無価値である。 そのためこの宝具の解放中は何者も、真名看破のスキルを持つサーヴァントであってもアサシンの真名を特定することは出来ない。 特定されるような真名など、そもそも存在していないから。 【weapon】 ワームとしての肉体。 【人物背景】 かつて人間社会を侵略しようとした地球外生命体ワームの一個体。 この個体は人間の持つ愛を知り、愛に羨望を抱き、しかし自らのためだけの愛を得られず命を終えた。 ワームがワームである限り、人間との間に真の愛など築けるわけが無かった。 【サーヴァントとしての願い】 人間として受肉したい。『間宮麗奈』のように、愛を得たい。 【マスター】 レイ・ザ・バレル@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【マスターとしての願い】 もう一度、今度は運命以外のために生きたい。 【能力・技能】 白兵戦、機動兵器の扱いなど軍人としての一通りのスキル。 【人物背景】 とある実験を発端として創り出されたクローン人間の少年。 将来に希望など持ちようのなかった境遇から、運命に全てを決められた世界を創り上げるべきという考えを持つに至った。 人間は、ただ世界という機械を構成する部品としてのみの存在であると言うかのような思想である。 戦いの果てに自らの理想を実現する一歩手前まで辿り着き、しかし結局は自らの手でその理想を捨て去った。 部品であることに耐えられなかった人間として、レイ・ザ・バレルはその短い命を終えた。 【方針】 アサシン本人はある程度の水準のパラメーターを備えているが、上級のサーヴァントに立ち向かうにはやや力不足。 クロックアップは強力だが大きなリスクを伴い、また他に戦闘において有用となるスキルを持たない。 それ故に、聖杯戦争を真っ向勝負で勝ち残ろうとするのは得策では無いと言わざるを得ない。 まずはNPCへの擬態によって人間社会に溶け込んだアサシンと共に、周辺の情報収集を第一とする。 マスターと思しき人物を発見次第、より入念な詮索を行い付け入る隙を見出し、討ち取る。